田舎の暮らし

七月の行事

七月の行事

土用の丑と土用の餅 土用は年四回(立春、立夏、立秋、立冬)の前日各十八日、時には十九日であるが、一般に土用と言えば、夏の土用のことで、およそ七月下旬から八月にかかる頃である。土用の丑には餅をつく例として、日高町久斗、豊岡市田結(たい...
六月の行事

六月の行事

端午の節句 端午の節句は五月五日であるが、大陰(旧)歴が太陽(新)歴に変わった、今日では新暦の五月五日とする、八鹿町間前、日高町久斗、関宮町別宮などなどありますが、殆どの部落では、一ヶ月遅れの六月五日としている。家に長男が生れればコ...
五月の行事

五月の行事

シガサンニチ(旧暦四月三日) 古くから老若男女は、村をあげて山遊び、野遊びの日であったらしく、和田山町土田、養父町大藪などでは、大正の頃には村中の人が、弁当や酒を持って山登りをして、一日を楽しく過ごすのを例としていた。温泉町海上地区...
四月の行事

四月の行事

観音祭り、白山権現 4月の第3日曜日に行われる春祭りで、観音祭は進美寺(山の上)に登ります。進美寺からさらに山頂まで登ったところにあるのが「白山神社」です。観音祭の日には白山権現の願開きもあり、餅まきもあるので村中の人がお参りします...
三月の行事

三月の行事

三月彼岸 春(秋)分を中心に前後三日ずつの七日間を彼岸と言う。 彼岸は仏教行事であると思われやすいが・・・・日本古来の行事も含まれています。例えば、美方町貫田では、彼岸入りに必ず魚を食べるというのも、各地に見られます。 ...
二月の行事

二月の行事

いのこ 但馬には春秋二回の「いのこ」がある。「いのこ」は、二月のい(亥)の日に田の神を迎える祭りである。もし二月に(亥)の日が三回あれば、多くは中の(亥)の日にいのこをする。また、所によっては、一番のいのこは百姓の「いのこ」という。...
年中行事

正月の行事

正月ごしらえ 私たちの先祖が「正月が来る」といったのは、単に一月一日になるという意味や年が改まるというだけではなかった。「正月さん」、それは、歳徳神とも呼ぶ神様が来られて、みんなに一つずつ年を配られる。配られた年をいただいた者は、若...
田舎の結婚式

田舎の結婚式

中宿(なかやど) 結納の飾り物 わたしの場合のように、遠方から嫁入りする時に、お嫁さんと、その親戚一同は、お婿さん側の親戚の家などに、前日泊まります。 そこで、こちらの土地のあれこれを、あらかじめ話してもらったり、緊張を...