年中行事

十二月の行事

十二月の行事

おとごついたち おとごついたちは、一年最後の一日であろうか。この日は赤崎部落でも、おうすな講(産土神)で、赤崎の地で産まれた神様祭りをいたします。おずしが四社あり、赤崎を四等分して、一年中産土神のおずしを交替でお祭りし、十二月一日に...
十一月の行事

十一月の行事

亥の子 亥の子について、竹野町では①亥の日の亥の刻に餅を食べると、無病息災になる。②亥(猪)は多産で平年は十二頭、閏(うるう)年は十三頭の仔を生むから、亥子餅はその数だけ神様にお供えする。 ③婦人はその多産にあやかるようにと亥...
十月の行事

十月の行事

稲刈り・秋祭り 初めにこの伝説をお知らせしたい。昔ある年の日照り続きに、田の稲は全部枯れたが桑の葉陰の三本だけが育ち、少しばかりの籾が取れた。今日稲作が出来るのは、桑の木のおかげである、といって、焼き米を作り桑の葉にのせて神様、仏さ...
九月の行事

九月の行事

風よけ(台風) 人間が月へ着陸し、調査し、資料を持ち帰ってくる。私たちはそれをテレビで見た。それほど科学が進んできた今日でも、台風が来ると家を失い、田畑をあらされ、中には命を失う人もある。昔は何事も神や仏にすがるより外に方法がなかっ...
八月の行事

八月の行事

釜のふたついたち 八月一日は、地獄の釜のふたが開いて亡者が出てくる日である。という地域は多い。但馬でも、朝来、養父(やぶ)出石、城崎郡日高町一円など、その伝承がある。 この日に限って作られる食品があり、八鹿町伊佐、宿南(しゅく...
七月の行事

七月の行事

土用の丑と土用の餅 土用は年四回(立春、立夏、立秋、立冬)の前日各十八日、時には十九日であるが、一般に土用と言えば、夏の土用のことで、およそ七月下旬から八月にかかる頃である。土用の丑には餅をつく例として、日高町久斗、豊岡市田結(たい...
六月の行事

六月の行事

端午の節句 端午の節句は五月五日であるが、大陰(旧)歴が太陽(新)歴に変わった、今日では新暦の五月五日とする、八鹿町間前、日高町久斗、関宮町別宮などなどありますが、殆どの部落では、一ヶ月遅れの六月五日としている。家に長男が生れればコ...
五月の行事

五月の行事

シガサンニチ(旧暦四月三日) 古くから老若男女は、村をあげて山遊び、野遊びの日であったらしく、和田山町土田、養父町大藪などでは、大正の頃には村中の人が、弁当や酒を持って山登りをして、一日を楽しく過ごすのを例としていた。温泉町海上地区...
四月の行事

四月の行事

観音祭り、白山権現 4月の第3日曜日に行われる春祭りで、観音祭は進美寺(山の上)に登ります。進美寺からさらに山頂まで登ったところにあるのが「白山神社」です。観音祭の日には白山権現の願開きもあり、餅まきもあるので村中の人がお参りします...
三月の行事

三月の行事

三月彼岸 春(秋)分を中心に前後三日ずつの七日間を彼岸と言う。 彼岸は仏教行事であると思われやすいが・・・・日本古来の行事も含まれています。例えば、美方町貫田では、彼岸入りに必ず魚を食べるというのも、各地に見られます。 ...