昭和7年12月、それまでは渡し舟でしか渡る事が出来なかった私の村に、待望の橋がかかりました。
その名も「赤崎橋」。村の人々の喜びようは、便利が当たり前になっている今の私たちには、きっと想像の届かないものでしょう。
主人の大叔父に当たる人も、この村をあげての喜ばしい日の式典に花を添えた「村芝居興行」に参加しました。
普段は、クワを持つ手に刀や扇子を持って、・・・・・本格的な衣装で、写真を見てもワクワクするような雰囲気が伝わってきます。
当時はまだ写真機を持っている人が少なかったのですが、うちの、大叔父が写真などの道楽が好きだった為に、我が家には、貴重な当時の写真が残っています。
女形もなまめかしい・・・村のお兄さんたちです。
もう殆どの方が、故人になっていますが・・・その息子さん、お孫さん・・・など、ソックリな面影を見つけて、ほほえましく眺めました。
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