セラー・ボーイズ(またはオースチンハイギャング)
流れている曲は「wailing blues」という曲です。
禁酒法の時代(1920年代)にオースチンハイスクールという高校で知り合った仲間で作られたバンド「ザ・セラーボーイズ」
バンドの名前のとおり、当時の地下酒場(スピークイージー)の一つで
「マイセラー(私の地下室)」という店で演奏活動をスタートしました。
黒人音楽に憧れ、黒人のように演奏したいと目指した白人によるジャズバンド・・・・シカゴジャズの創生期にセラーボーイズとして集まった彼らはやがてそれぞれに自分の方向性をもち大活躍したそうです。
30年以上前にラジオで聴いて録音しただけの、私にとっては彗星のような出会いの曲です。
私の最も好きなのが、このwailing bluesと・・・・・・
『makin’ friends』
長い前奏の後、歌声が聴こえてきます。
「・・・穴倉に寝て・・・泥水をすすっていたほうが ましだ!
・・・・このニューヨークでゴミくずのように扱われるよりは・・・・」
と1人が唄うと、他の仲間たちが「そうだ・・・そうとも!」
と、てんでに相槌を打ちます。
物悲しく始まりますが・・・どこかほのぼのとしてて大好きな曲です。
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