祭神:須佐之男命(すさのおのみこと)/櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)別名:八坂刀女売命(やさかとめのみこと)/綿津見大神(わたつみのおおかみ)
兵庫県美方郡香美町香住区一日市
岡見公園頂上から少し坂を折りかけたところにある八坂神社。
長い石段が続く参道には本殿までの間に合計6対の狛犬があった。それぞれデザインが違い尻尾を逆立てて飛び掛る寸前のものや、口の中に玉を持っているもの、子犬を踏んでいるもの、・・・・などさまざまでみていて飽きない。
参道の2つ目の石段のあたりから、うっそうとした森になり、階段の両側には還暦を迎えた氏子の寄進した石柱が名前を刻んで連綿と続いている。
ひっそりと人気のない暗い階段を登っていると、ハトより少し小さいほどの漆黒の小鳥がやって来て、私の3歩くらい前を常に間隔を同じに保ちながらチョンチョンと進む。
なんだか道案内をされているような気分になる。
良くみると羽根に綺麗なサファイヤ色の点々があって神秘的な鳥だ。
頂上の拝殿のところでどこかへ飛び去った。
境内には本殿の他、五社明神(但馬五社=小田井明神(国作大己貴命)
出石明神(天日槍命)粟鹿大明神(彦父々出見命)絹巻大明神(天衣織女命)養父大明神(倉稲魂命))、護国社、稲荷社、天満神社、愛宕神社、御輿堂などがあり、なかなか立派な規模の神社だった。
やはり漁師の町香住の神社だから、戸板一枚下は地獄・・・の漁の安全を祈願してか、還暦のほか、初老(42歳??)などの節目にもたくさんの人が寄進しているようだった。
社務所の軒下の額には船が描かれており、木鼻は象(獏)だった
境内社の一つ、愛宕神社は参道の階段の途中に道わかれしてあった。ここへ直接登ってくる小道もあったが、今は危険なため通行禁止になっていた。
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